「上越・夏の涼」(5) 氷点下ビール上越初登場!

グッーと飲めば一気に氷点下……上越市下門前の飲食店「いっさく上越インター店」は2010年8月11日、氷点下0~2度と凍る寸前まで冷やした生ビール「アサヒスーパードライ・エクストラコールド」の販売を始めた。

温度管理された専用サーバーで注ぐ氷点下ビール
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 若者のビール離れが進む中、新しい飲み方としてアサヒビールが提案したところ、直営店などで行列ができるほどの大人気となった。全国で同ビールが飲めるのは約300店の大型店しかないという。

「いっさく」を経営するグローバルフーズ(本社糸魚川市)が今年6月、奴奈川店に県内初導入し、上越インター店が2店目。テレビやインターネットで話題になっている上、猛暑も加わって、このところオーダーが急増しているという。

演出用のドラフトタワーと温度表示パネル
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 奴奈川店では専用ディスペンサーから注ぐ様子や、ビールの注出温度の表示パネルを見ることができるが、上越店ではスペースの都合で、演出用として霜が付き青色LEDで光るドラフトタワーを同店入り口に展示している。ビールの注出温度は、厨房内にある専用サーバーからリアルタイムで送られ、表示されている。

生ビールの温度は一般的に5度前後。エクストラコールドは最先端の温度管理により、氷点下0~2度まで冷やされて提供される。ビール自体はアサヒスーパードライ樽生だが、さらに切れのあるシャープなのどごしが楽しめる。

400ml入り、1杯390円。

同店の福田頼母店長は「氷点下のビールだが、冷たくて飲めない感じではない。ぐっと一気に飲むと、ビールがスーっと喉から胃へ通って行くのが分かる。暑い日に飲めば最高」と話す。

なお、同店では団体客の乾杯用への提供は勧めていない。何人分もビールをサーバーから注ぐうちに温度が上がってしまうからだという。

同店の営業時間は午前11時~深夜0時。年中無休。電話025-545-5139。

【上越夏の涼シリーズ、サイト内リンク】
◇「上越・夏の涼」(4) 冷やしたい焼き
https://www.joetsutj.com/articles/51729425
◇「上越・夏の涼」(3)駅のホームは地下40m
https://www.joetsutj.com/articles/51729393
◇「上越・夏の涼」(2) ダム内部は気温10度
https://www.joetsutj.com/articles/51726184
◇「上越・夏の涼」(1) 冷やしシャンプー
https://www.joetsutj.com/articles/51718697