参院選へ宮越馨氏 みんなの党に公認申請

元上越市長で2010年2月にみんなの党新潟県支部代表に就任した宮越馨氏(68)が4月6日までに、夏の参院選に向けて同党に公認申請した。比例代表に同党の公認を得て出馬したい意向を明らかにした。

昨年10月の上越市長選で落選した宮越氏は、渡辺喜美代表から党勢拡大への協力を求められ、今年2月8日にみんなの党新潟県支部を設立。その後、党員を増やすなど党勢拡大を図ってきた。

宮越氏は「渡辺代表に請われて、支部を作って党勢拡大に取り組んできた。そうするうちに政治状況が今のように混迷してきた。私自身の考えとともにいろいろなところからやってみたらどうだという声もあり公認申請した。後は党の判断を待つだけ」と話している。

宮越氏と渡辺代表は、互いに渡辺氏の父、故渡辺美智雄代議士の秘書を務めたこともあり、渡辺喜美代表とは旧知の間柄。昨年の市長選でも渡辺代表が宮越氏の応援に上越市を訪れている。

新聞各紙などによる世論調査では、みんなの党の支持率が上昇しており、存在感を増している。