映画「ふみ子の海」を食べて味わって

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上越市本町6の高田世界館で2010年3月20~22日に再上映される映画「ふみ子の海」と連動して、20日のみ数量限定で「ふみ子のお弁当」が販売される。映画で主役のふみ子を演じた鈴木理子さんもイベントに参加するほか、初日に舞台挨拶を行う。

「ふみ子のお弁当」
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弁当は主催の「あわゆき組」がアイデアを出し企画したもので、大町3の上越ベイコクが製造する。映画の各シーンを上越の食材を使い鮮やかな彩りの弁当に仕上げている。

「ふみ子のお弁当」の惣菜などを説明する中紙
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「私らの花見はこうやってするんだ」と言って、ふみ子が桜の花びらを食べるシーンは、赤飯と桜の花の塩漬けで表現。西堀橋の赤い欄干と、緑色の蓮が鮮やかな、ふみ子と〆香の別れのシーンは、酢れんこんで。正月に師匠からプレゼントされた新しい下駄は、玉子焼きに赤い紅ショウガの鼻緒を付けた。麸屋のおじさんから焼きたての麸をもらう場面は、麸の煮物で味わう。「海ってきれいだね」とふみ子がつぶやく場面は、ゼリーで表現している。(川村)

弁当は20日正午から、70個を本町4の春陽館隣で販売する。販売価格は500円。書籍やオリジナル切手、絵はがき、キーホルダー、高田瞽女もなかなども販売する。鈴木さんも参加する。

映画は20日が午後4時と7時の上映で、午後3時には鈴木さんが舞台挨拶に立つ。21、22日は午前10時30分、午後2時30分の2回。前売り1000円、当日1200円。会場ではメーキングビデオの上映もある。