雪室じゃがいものソフトきんつば 大杉屋惣兵衛が期間限定で販売

新潟県上越市の老舗和菓子店大杉屋惣兵衛は上越産の男爵イモを使用した「雪室じゃがいものソフトきんつば」=写真=を開発した。2020年2月14日から、期間限定で販売している。

大杉屋きんつば

「雪室推進プロジェクト」の一環として2018年から同店で発売中の「雪室羊羹」に続く新商品。安塚区和田の雪室で保存したジャガイモを使用している。雪室で熟成することにより、通常よりも高い10度前後の糖度へと変化し、しっとり感が増すという。

1か月ほど前から試作を始め、粘り気や白あんとジャガイモの割合などの微調整を繰り返して完成した。ジャガイモを多めに使用し、煮るのではなく蒸して裏ごしすることで、素材そのものの甘さを生かしている。

製造担当の宮越雅士さん(47)は、「ジャガイモを嫌いな人は少ないと思うので反応が楽しみ。手土産というよりは、その場ですぐに食べてもらうことを意識した。雪室の商品を味わう機会として使っていただけたら」と話している。

価格は1個150円(税込み)。販売日は2月14〜16日、21〜23日。本町5の本店、本町3のお馬出し店、西本町3のエルマール店のほか、2月22、23日は雪だるま物産館の雪室プロジェクト特別販売コーナーで販売する。開催中の「雪室グルメフェアスタンプラリー」の対象商品。問い合わせは大杉屋惣兵衛お馬出し店025-525-2501。