板倉区やすらぎ荘のシバザクラ見頃 こいのぼりとの競演や模様が見どころ

新潟県上越市板倉区久々野の温泉宿泊施設「ゑしんの里やすらぎ荘」周辺のシバザクラが見頃を迎えている。2022年5月15日、家族連れなど多くの人でにぎわい、鮮やかな花々に目を細めていた。見頃は今週末の22日頃まで。

こいのぼりとの競演も見どころ

シバザクラは、施設のそばを流れる百々川沿いなど約2000平方mに約1万株が植えられている。濃いピンクや淡いピンク、紫、白など、9品種の色の違いを生かしてダイヤなどの模様を描いた所もあるほか、川などに飾られたこいのぼりとの競演も見どころとなっている。

日当たりや品種によって咲き具合が異なるという

シバザクラの植栽は、地元団体「みどりやすらぎグループ」が2015年から始め、地元の板倉中生徒も協力している。事務局の小林正典さん(49)によると、道路から見える法面のシバザクラが病気にかかり、昨年秋に植え替えたためまだ花が小さい。さらに雪解けが遅かった影響で咲き始めが遅れたことから、「今年は咲き具合が良くないのでは」という声も寄せられたという。

百々川沿い

小林さんは「(15日時点で)咲き具合は九分ほどで、満開はこれから。やすらぎ荘の温泉からもシバザクラが見えるので、ぜひ楽しんで」と話している。また、施設では不要になったこいのぼりの寄付も募っている。

開園時間は午前10時から午後5時まで。高校生以上は管理運営費の協力金として入場時200円が必要。花の咲き具合など最新情報は、施設のフェイスブックインスタグラムで確認できる。

やすらぎ荘