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上越市板倉区の山あいに古民家カフェ「山のCafe ランプ」オープン

3か月前

新潟県上越市板倉区の山あいにある猿供養寺集落内に2019年6月6日、古民家を改装したカフェ「山のCafe ランプ」がオープンした。廃材やアンティークな調度品を生かしたレトロ感あふれる店内や、自然をそのまま感じながら飲食できる半開放テラスが特徴で、近隣の住民らで初日からにぎわった。

江戸時代後期の古民家を生かしたカフェ。周囲の景観に溶け込んでいる(6月6日)
ランプ外観1

店長の松野友美さんは、静岡県湖西市出身で独身の33歳。10年ほど前、長野県佐久市でパティシエとして働いていたとき、クライミングジムなどを経営する現オーナーの浅井和英さんと知り合い、「カフェをやりたい」と話したのがきっかけ。浅井さんは、同集落で移住サポート活動をしている北折佳司さんが、移住お試しハウスとして使用していた建物を気に入り、今年1月に買い取った。江戸時代後期に建てられ、2012年に同区久々野から移築したものだという。

今年4月、浅井さんが廃材などを使って改装を始めた。5月に入って上越市高田地区に移住してきた松野さんが合流し、塗装作業を行うなど準備を進めてきた。

アンティークの足踏みミシンをテーブルにするなど、レトロ感あふれる店内(6月6日)
ランプ店内4

自然の風が通り抜ける半開放のテラス(6月6日)
ランプ店内3

店内は梁などの構造材がむき出しで、床は風格あるケヤキの廃材が使われている。アンティークな足踏みミシンや家具、レトロ調度品などを使い、落ち着いた雰囲気を出している。特徴的な半開放のテラスからは、自然の風が吹き込み、川のせせらぎや鳥のさえずりなどが聞こえる。

松野さんは「都会のスタイリッシュなカフェではなく、郊外の落ち着けるカフェが好きで、これまでも休みの日に遠くまで出かけていた。ここは車も通らないし、自然が豊かで景色がいい。多くの人から来ていただき、この地域の良さを知ってもらえるとうれしい」と話す。

猿供養寺集落(38世帯)の三浦栄一町内会長は「過疎の集落に若い人が来てくれて喜んでいる。地元でも大歓迎している」と話している。

焼き上がったシフォンケーキを切り分ける松野さん
松野さん1

10年のパティシエ経験を生かし、毎日店内で焼くケーキは、クレームブリュレ(380円)、抹茶のガトーショコラ(550円)、濃厚チーズケーキ(520円)、シフォンケーキ(450円)など。今後は季節に合わせ、地元の食材を利用したケーキを提供したいという。

軽食は、日によってキッシュ(スープ付き650円)や、ホットサンド(同550円)などを用意している。飲み物はコーヒー(500円)、紅茶(同)、リンゴジュース(400円)など。温かい飲み物には、約2km先の東山寺にある名水「延命清水」を使っている。

午前11時までのモーニングサービス
モーニング3

営業時間は午前9時~午後4時。午前11時まではモーニングサービスで、ソフトドリンクに厚切りトースト、スープが付いて850円。月曜定休。

所在地は上越市板倉区猿供養寺357。板倉区総合事務所から約7.5km。猿供養寺バス停から南西方向に約100m。駐車場5台。

◇Instagram https://www.instagram.com/yamanocafelamp/

ランプ