新潟県上越地域の地酒と食の一大イベント「越後・謙信SAKEまつり」(同実行委員会主催)が2015年10月24日、上越市の本町商店街を会場に始まった。10回目の節目となった今回は、上越市、妙高市のほか佐渡市、糸魚川市の酒蔵も参加し過去最多の23の酒蔵などが出店した。午前中から多くの人が繰り出し、ブースを巡り飲み比べを楽しんでいた。イベントは25日まで。
上越の酒文化を伝え地域の活性化につなげようと開催しているイベントで、今年で10回目。今年は3月に北陸新幹線が開業して初の開催となり、外国人観光客の姿も見られた。
上越、妙高両市の15の蔵元とワイナリー、野草酒のほか、佐渡市、糸魚川市からそれぞれ三つの蔵元が参加。このほか、どぶろくや地ビールもブースを出している。1500円で専用のおちょこを購入し、各ブースで試飲ができる。また上越地域の特産品や各地のグルメなどの飲食ブースが出店。合計62のブースが出て、揚げ物やかまぼこ、ラーメン、アイスクリームなど酒のつまみのほか多彩なグルメが楽しめる。
また毎年このイベントのために仕込む今年のまつり酒は、武蔵野酒造による「車懸(くるまがかり)」(720ml入り1600円)。会場での限定販売で2日間で750本を用意しており、初日から多くの人が買い求めていた。
初日は午前11時の開幕と同時に家族連れや観光客らがどっと繰り出した。歩行者天国となった本町通りは、おちょこを手にそれぞれの蔵元の酒を試飲する人や食を楽しむ人でごった返した。
↓越後・謙信SAKEまつり公式サイト
http://kenshinsake.com/