2020年10月4日午前11時30分頃、新潟県上越市三和区水科の市道で、埼玉県熊谷市新堀新田の無職、土井川勇さん（84）の運転する普通乗用車がカーブを曲がれず、道路脇の法面と用水路にはさまれる形で止まっているのを通行人が発見し、119番通報した。上越警察署によると、土井川さんは上越市内の病院に搬送されたが、同日午後3時19分に死亡が確認された。死因は外傷性ショック。助手席に乗っていた妻（83）は軽傷の模様。
事故現場付近（2020年10月4日午後3時半過ぎ）
現場は田んぼに囲まれた片側1車線の道路。同署によると、土井川さんは牧区宮口方面から県道184号の水科交差点方面に進行していて、右カーブを曲がれず左側に落ちた。牧区宮口方面から現場のカーブまでは約1kmにわたり直線が続いている。
事故直後に発見されたとみられ、土井川さんは駆けつけた救急隊により車内から救助された時には意識があり、「顔をぶつけて痛みがある」という趣旨の話をしていたが、病院搬送後に意識不明となった。
深さ約30cmの用水路に左側のタイヤがはまっていたという
事故原因などは捜査中。
