体長約5mのリュウグウノツカイ 上越市の海岸に漂着 うみがたりで展示中

新潟県上越市虫生岩戸の海岸に体長約5mの深海魚「リュウグウノツカイ」が漂着し、市立水族博物館うみがたりで展示されている。

リュウグウノツカイは世界中の海の水深200〜1000mに広く生息する大型の深海魚で、3mほどものが一般的だという。体は細長く全身は銀白色に輝き、ひれは赤色をしている。名前は竜宮伝説にちなんで付けられたという。

大きさに園児も驚きの声を挙げていた(2019年2月7日午前)
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2月6日朝、近くに住む男性が海岸に漂着しているのを見つけ、同館に連絡した。体長は495cm、体重は45kg。すでに死んでいたが、状態が比較的良好なため展示することにした。

同館1階のタッチングプールに展示されているが、触ることはできない。同館では「大変珍しい深海魚なので一人でも多くの方に見てほしい」としている。

上越市内では、2013年1月にも直江津港内で体長約3mのリュウグウノツカイが釣れ、同館で展示された。