今年は幻想的な「オーロラショー」 アパリゾート上越妙高のサマーイルミネーション

新潟県妙高市桶海のアパリゾート上越妙高は、サマーイルミネーションが4シーズン目に入る2017年、新たな趣向として、幻想的な「オーロラショー」を導入する。このほど、アパグループを率いる元谷一志社長が明らかにした。

幻想的なオーロラショー(イメージ)
光と音のスーパーオーロラショー(パース)

今年のサマーイルミネーションは昨年と同じく、7月1日から11月15日まで、4か月半にわたり実施する。昨年までのウォータープロジェクションマッピングに加えて、霧をスクリーン代わりに使い、レーザー画像を投影して幻想的な世界へ誘う「オーロラショー」を導入する。

元谷社長は「妙高地域は霧が発生しやすい所なので、その特性を活かしたいと考えた」と話す。また、ウォータープロジェクションマッピングに比べて、多くの人が観覧できるようになるという。

今年のイルミネーション構想を説明する元谷社長
アパ社長S

昨年の場合、イルミネーションのエリアは約4万平方mと広く、1周すると約2時間かかった。これを1時間半程度で回れるように「範囲を縮小し、密度を濃くしたい」という。

昨年は天候不順で集客目標を達成できなかったが、今年は一昨年並みの20万人に目標を設定した。元谷社長は「近隣の宿泊施設への経済効果もある。妙高市の後援もいただきながら、官民一体になって盛り上げていきたい」と話していた。