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旧師団長官舎が2021年フランス料理店に 本町3の「ジュ・タドー」が運営

3週間前

新潟県上越市は、同市大町2の1910年(明治43年)に建てられた和洋折衷の木造建築「旧師団長官舎」をフレンチレストランに改修する。レストランは公募型プロポーザル方式で選ばれた同市本町3のフランス料理店「ジュ・タドー」が運営し、2021年春のオープンを目指している。

フレンチレストランに改修される旧師団長官舎
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同市は地方創生の取り組みの一つとして、歴史的建造物を生かしたまちなかの回遊観光によるにぎわい創出の取り組みを進めている。昨年、同施設と江戸末期に建てられた高田に現存する最古の町家「旧今井染物屋」(大町5)の利活用について、民間事業者からアイデアを求めるサウンディング型市場調査を実施した。旧師団長官舎は、建物の趣を生かしたレストランなどを想定し、2019年9月18日から運営する民間事業者を公募していた。

同市文化振興課によると、2事業者から応募があり、10月23日に庁内選定委員会が「ジュ・タドー」を選定した。同店からは、市内だけでなく市外からの集客を図り、地元仕入れや地域資源のピーアールなどの提案があり、建物の魅力を生かしたレストランを経営しようという熱意や意欲が強いことなどが選定理由という。また旧師団長官舎にも近い高田地区で10年以上、フランス料理店を経営してきた実績も継続性が期待できると評価された。

建物の使用許可は5年間の予定で、その後は相談となるが、継続の意向も示されているという。市は今後、同店と協定を結ぶ。本年度に改修工事の実施設計を行い、2020年度に工事、2021年春のオープンを目指す計画だ。

旧今井染物屋は、建物の趣のある空間を生かしつつ、バテンレースや染物など高田の伝統の「手仕事」を体験・見学できる地域文化の発信施設として整備する方針で、市が検討を進めている。

旧師団長官舎

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