妙高市の80代男性 電子マネー使った特殊詐欺で11万5000円の被害

妙高署は2015年8月11日、新潟県妙高市内に住む80代男性から特殊詐欺の被害届を受理した。被害額は電子マネーカード11万円分と現金5000円の計11万5000円。

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同署の発表によると4月14日午前9時頃、男性の自宅パソコンに、投資信託会社から「5000円の運用で30日後に10万円の利益が得られる」という内容の電子メールが届いた。男性は興味を持ち、5000円を振り込んだという。

4月30日、同社から先物取り引き商品の紹介があり、商品の購入代金としてコンビニエンスストアで電子マネーカード11万円分を購入し、カード裏面にあるプリペイド番号を自宅パソコンから同社にメールで送信した。

7月上旬に配当金が還付されるとの連絡があったにもかかわらず、期日を過ぎても支払いはなく、同社と連絡が一切取れなくなったことから同署に届け出た。

同署は「『必ず儲かる』は詐欺。お金が絡む電話やメールは安易に信用せず、詐欺を疑って家族や警察に相談して」と呼び掛けている。