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商店街の売上・来客数とも2施設オープン前より減少 高田中心市街活性化

3年前

新潟県上越市の高田地区中心市街地活性化事業の2つの核と位置づけられた商業施設「イレブンプラザ」(本町4)と「あすとぴあ高田」(本町5)がオープンしてこの4月で3年が経過した。事業効果について商店街や周辺の店舗に聞いたアンケート調査結果がこのほど公表された。商店街では、両施設のオープン前に比べて、来客数、売上とも減少していると回答した店舗が多かった。

本町5のあすとぴあ高田
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アンケートは商店街や上越市中心市街地活性化協議会などが実施した。2013年春のイレブンプラザとあすとぴあ高田のオープン以前と現在を比較して、各店舗の来客数や売上の変化を聞いた。同協議会が高田地区の小売、飲食、サービス業132事業所を対象に今年3、4月に調査し、63.6%にあたる84事業所から回答があった。

3年が経過した時点での土日祝日の来客数について、本町3·4·5商店街の店舗のうち、「変わらない」という回答が45.0%と最も多かったが、「やや減った」(15.9%)、「減った」(14.3%)、「かなり減った」(7.9%)と全体の4割近くが減少したと回答している。増加したという回答は、「やや増えた」の6.3%にとどまった。

土日祝日の売上についても来客数とほぼ同じ傾向で、44.4%が減少したと回答している。変わらないが39.7%、増加が4.8%だった。

中心市街地活性化事業で建設した2施設の開業前より、売上、来客とも減少するという厳しい結果となった。

また、高田地区中心市街地の歩行者交通量も毎年減少している。2施設がオープンした2013年の1日の平均歩行者通行量は7765人で、当初目標としていた1万人には届かなかった。翌2014年度からは、商店街などが主体的にソフト事業を実施する中心市街地活性化プログラムを進め、2016年度までの3年間で交通量10%増加を目標に取り組んできたが、2014年は7462人で前年比4%減。2015年は6783人で同9%減とさらに大きく減少し、目標値の8540人に届いていない。

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