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昨冬の大雪受け直江津などに観測点3か所増設 上越市が今冬の除雪計画公表

1週間前

降雪期を前に新潟県上越市は2018年11月5日、今冬の除雪計画を公表した。昨冬は例年雪の少ない海岸部で積雪が増加し、公共交通機関に大きな支障が生じたことから、市の除雪対策本部に交通政策担当部署を加え交通各社との連絡調整や市民への情報提供を強化する。また、直江津地区など海岸部を中心に降積雪量の観測地点を3か所増やし、地域の実情に即した観測値を市民に提供する。

計画の基本は前年度とほぼ同様で、道路を市民生活や都市機能の維持の観点から5つの区分に分類し除雪を行う。救急指定病院や消防署、上越妙高駅周辺など、市民生活や経済活動に最も重要な道路は「重点路線」に指定し、24時間の交通を確保する。

昨冬の上越市高田の最深積雪は129cmと3年ぶりに1mを超える大雪となり、例年雪の少ない海岸部でも積雪が増え、電車の立ち往生や路線バスの休止なども相次いだ。このため、除雪対策本部の本部員に交通政策を担当する企画政策部長を加え、バス会社や関係機関との連絡調整や交通障害の市民への情報提供、除雪を優先する路線を整理し公共交通の確保に努める。

2018年2月の直江津の市街地を走る除雪車
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これまで旧上越市内の降積雪量の観測地点は、高田特別地域気象観測所(大手町)と市立保倉小学校(上吉野)、山間部の中ノ俣の3か所だったが、海岸部のレインボーセンター(中央1)や谷浜小学校(有馬川)、和田小学校(上箱井)の3か所を加えた。市内39か所の降積雪量の観測値を市のホームページで公表し、市域の広い同市の各地域の実情に即した観測値を市民に知らせる。

このほか海岸部は狭い道路が多く除雪作業に時間がかかったことから、柿崎、大潟、吉川の3区では、除雪した雪を置くための空き地や畑などの「雪押し場」を770か所からさらに約90か所増やすとしている。