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高田世界館で14日から「戦場のメリークリスマス」なと戦争映画4本上映

2か月前

新潟県上越市本町6の高田世界館は2021年8月14日から27日まで、戦争をテーマにした映画4本の上映を行う。第2次世界大戦中、オーストラリア・カウラ市の捕虜収容所で起きた日本兵の集団脱走事件を追ったドキュメンタリーや名作「戦場のメリークリスマス」の4Kデジタル修復版などを上映する。

戦争の被害や加害の状況を切り取るだけでなく、「なぜ戦争が始まるのか」や「戦争の時代を経験した人はどうなるのか」を考える、“戦争を繰り返さないための戦争映画特集”と位置付ける。

上映作品とスケジュールは次の通り。

「カウラは忘れない」(96分)

7月に公開されたドキュメンタリー映画。互いに捕虜収容所があったことから上越市と平和友好交流を行うオーストラリア・カウラ市で、1944年に起きた日本人捕虜の集団脱走事件「カウラ事件」の真相に迫る。捕虜となった日本兵たちは、安穏な収容所生活を捨て集団自決するために脱走した。生存者の証言を交えながら、事件の背景や影響を明らかにする。

上映は14〜20日が午前10時から、21、22日は正午から、23〜27日は正午からと午後4時から。

「カウラは忘れない」のポスター
カウラチラシ

「戦場のメリークリスマス 4Kデジタル修復版」(123分)

1983年公開の大島渚監督の名作を最新技術で鮮明化し、今年4月に公開。第2次世界大戦中のジャワ島の日本軍捕虜収容所を舞台に、日本軍人と連合軍捕虜の関係を描き、デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしら異色の配役で話題を呼んだ。

14〜19日が午後2時から、21日午後4時20分から、23〜27日午後6時から。

「野火」(87分)

大岡昇平の同名小説を2014年に映画化。第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島で、結核を患い食糧不足から野戦病院を追い出され原野をさまよう極限状態の兵士の目を通し、戦争の愚かしさと人間の悲しみ、力強さを描く。

21日午後2時から。上映後に監督、脚本、製作、主演を務めた塚本晋也監督のリモートトークがある。

「東京裁判〈4Kデジタルリマスター版〉」(277分)

日本の戦後の進路を運命付けた「極東国際軍事裁判」(通称・東京裁判)を記録し、1983年に公開された4時間37分におよぶドキュメンタリー。監督は「人間の條件」「切腹」の小林正樹監督。2019年公開の4Kデジタルリマスター版は、昭和天皇の玉音放送が全て字幕化された。

22日午後2時から。一般2500円、シニア2200円、大学生以下1200円の特別料金。

「東京裁判<4Kデジタルリマスター版>」
東京裁判

▽高田世界館 http://takadasekaikan.com/