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コロナ禍の中 上越市議選告示 定数32に36人 出陣式も異例づくめ

3か月前

任期満了に伴う上越市議会議員選挙が2020年4月19日告示され、26日の投票に向け、1週間の選挙戦がスタートした。定数32に対して、現職24人、元職1人、新人11人の36人が立候補を届け出た。新型コロナウイルスの緊急事態宣言の中、多くの陣営は感染予防に配慮しながら支持者を集めて出陣式を行ったが、出陣式を行わない陣営も複数あった。

10倍の広さの場所確保

2期目を目指す現職陣営では、参加者が密集しないよう選挙事務所裏の元パチンコ店の駐車場を借り、前回選挙よりも約10倍の広さを確保。推薦を受けた町内からは町内会長など役員のみの参加にとどめ、そのほか応援も取りやめた。それでも約200人が集まり、選対スタッフが「密にならないよう1mを空けてほしい」と呼び掛けた。選対幹部の元市議は「自分も11回選挙をやったが、こんな経験は初めて」と話していた。

通常より広い場所を確保した現職陣営
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接触減らし出陣式とりやめ

4期目を目指す現職陣営では、出陣式を取りやめた。支持者などは集めず、数人のスタッフとともに事務所で七つ道具が届くのを待った。午前8時半にYouTubeに決意表明の動画をアップし、午前9時過ぎ、事務所のスタッフにあいさつして、静かに街宣車に乗り込んで出発した。候補者は「今後も多くの人に集まってもらうようなことはやらないので、街頭でこまめに車をとめて、きちんと伝えたい」と話していた。

出陣式は行わず数人の事務所スタッフに見送られ街宣をスタートする現職陣営
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運動員は毎日検温

新人の陣営では、出陣式の前に寺の中で祈祷式を実施。後援会役員ら約20人が出席し、当選を祈願した。出陣式には、感染防止のため無理に参加しないよう事前に近隣住民へ手紙で呼び掛けたが、約90人が集まった。会場では、マスクを着用し隣の人との間隔を空けるようアナウンスをしたほか、看板でも呼び掛けた。後援会長は「運動員は毎日検温と健康チェックをしながら、街頭演説をしていく」と話していた。

新人陣営の出陣式ではスタッフが看板を持って感染予防を呼びかけた
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マスク着用は必須

7期目を目指す現職陣営は午前8時55分に地元町内会館前で出陣式。選対幹部によると「事務所内のマスク着用は必須にしている。アルコール消毒液も用意し、万全の体制」と話し、積極的な使用や手洗いを呼び掛けているという。支持者にも事前にマスク着用が呼び掛けられており、出陣式では約50人(選対発表)がマスク姿で集まった。候補は黄色い布製マスクで登場。「(新型コロナで)個人演説会はできない。街頭で応対する」と訴えた。

出陣式の参加者にマスク着用を呼び掛けた現職陣営
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4月18日現在の選挙人名簿登録者数は16万1311人(男7万8521人、女8万2790人)。

上越市議選 (2020) 立候補者一覧

立候補者は次の通り(左上から届け出順)。定数32人、立候補36人。