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トキ鉄の「雪月花」にグッドデザイン賞 県内鉄道車両では22年ぶり

2年前

えちごトキめき鉄道(嶋津忠裕社長)のリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が2016年度の「グッドデザイン賞」を受賞した。新潟県内を走行する鉄道車両での受賞は22年ぶりとなる。

美しい外観が景色に映える「雪月花」(提供写真・えちごトキめき鉄道)
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グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)は、1957年に通産省(当時)が良いデザインを顕彰しようと創設した賞で、「G」のマークで知られている。本年度は4085件の応募があり、1229件が受賞した。同社によると県内を走行する鉄道車両で同賞を受賞するのは上越新幹線「E1系Max」以来、22年ぶり。

グッドデザイン賞の審査では、移動すること自体を楽しむ観光列車を開発して利便性とは異なる価値を示した点や、沿線景観を最大限に生かすパノラマビューの車窓配置などが評価された。審査員は「第三セクター経営方式の鉄道会社が、新造車両の観光列車を走らせることに意気込みを感じる。沿線地域空間と車内空間が一体となってひとつの体験を生み出すというメッセージが伝わってくる」と講評している。

嶋津社長は「外観も良いが、席に座ると見たことのない景色が広がる素晴しい車両。日本で定評ある賞を受賞できて大変うれしく思っているし、これを機に世界中からお客が乗りに来てくれることを期待している」と話している。

「雪月花」は今年4月から同社が運行を開始した2両編成のリゾート観光列車。定員45人で土日曜と祝日に運行しており、上越妙高駅から妙高高原駅を経由し糸魚川駅までを1日1往復している。

また、越後の冬を体験してもらおうと12月から2月末までの冬季に、1日1便を糸魚川駅発二本木駅経由、上越妙高駅行きに変更。高田駅で1時間ほど下車して雁木通りを巡るツアーを実施する。

予約などの問い合わせは025-543-8988。

広大な景色を楽しめるパノラマウインドウ
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