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高田世界館 “隣” にカフェ「世界ノトナリ」オープン 築90年の町家を改装

1年前

新潟県上越市本町6に2018年3月21日、築約90年の町家を改装したカフェ「世界ノトナリ」がオープンした。場所は店名の通り、日本最古級の映画館「高田世界館」の“ 隣 ”で、見終わった映画の余韻に浸りながら、挽きたての豆で入れたコーヒーやこだわりの紅茶、サンドイッチのほか、ケーキ、プリンなどのスイーツが味わえる。

シンプルな佇まいの店内
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カフェは、大久保喜和さん(60)と佐藤範子さん(49)の友人同士の共同経営。大久保さんは「高田世界館」の大ファンでボランティアスタッフとして活動するうちに「映画を見終わったあとゆっくりお茶や食事を楽しむ場所がほしい」と考えるようになり、料理が得意な佐藤さんと同店をオープンさせた。共に飲食店経営は初めてという。

建物は築約90年の2階建ての町家を改装し、カフェは1階で広さ70平方m。以前はデザイン事務所として使用されていた。改装工事では、入り口付近の吹き抜けや梁など元々あったもの生かしながら、白い壁に落ち着いた色合いの腰板を張りシンプルな佇まいに仕上げた。新たに取り付けた古民家で使用していたアンティークの引き戸やガラス戸の建具が印象的だ。席はカウンターと5つのテーブルで20席。テーブルは2人用のほか5人用もある。

引き戸やガラス戸は古民家で使用していた建具を再利用している
世界ノトナリ2

おすすめは手作りのロースハムを使ったサンドイッチや手作りのケーキやプリン。飲み物は、同市本城町のコーヒー焙煎所「かぽたすと」のコーヒー豆でいれた挽きたてコーヒー(手作りのミニアーモンド菓子付き)や国産紅茶で知られる伊勢紅茶、豆乳で割った甘酒など。

日替わりのランチ(飲み物とプチデザート付きで900円程度)やキーマカレー、昼飲み用のビール、グラスワインもあり、手作りハムや自家製スモークチーズなどのつまみも用意した。厨房担当の佐藤さんは「メニューはなるべく手作りにこだわっていきたい」と話す。

築約90年の町家を改装。以前はデザイン事務所だった
世界ノトナリ外観

同店と高田世界館の間には駐車場として使用されている民有地(約330平方m)があり、上越市は新年度、地方創生事業の一環として土地を取得し、2019年度に交流広場を整備する計画にしている。接客担当の大久保さんは「高田世界館に来た人だけでなく、お年寄りや若い方、お子さん連れまでどなたでも来てほしい。街の活性化に少しでもつながれば」と話している。

営業時間は午前9時30分〜午後6時(ランチは午前11時から)。火曜定休。駐車場は高田世界館と共用(20台)。問い合わせは025-512-4982

世界ノトナリ