新潟県上越市立水族博物館うみがたりで、日本一の飼育数を誇るマゼランペンギンのひなが育っている。2026年7月1日には巣穴から出て、ふわふわとした灰色の羽に包まれた姿を来館者に見せていた。

うみがたりでは100羽以上のマゼランペンギンが飼育されている。3月下旬に産卵が始まり、5月中旬からふ化した。1日現在でひなは4羽が育ち、体重は約2kgまで成長した。
生息地を再現した展示エリアのマゼランペンギンミュージアムでは、ひなが餌をねだって鳴いたり、親鳥の後について歩いたりする様子が見られた。まだ巣穴の中にいることが多いが、生後2か月ほどで綿羽(めんう)と呼ばれるひな特有の羽が生え変わり、プールで泳ぐようになるなど、姿を見られる機会が増えるという。

ひながいる巣穴のマップや、巣穴の中を映したモニターも設置されている。寝ているひなや、タイミングが合えば親鳥がアジなどの餌を吐き下して与える様子が観察できる。
同館では「ペンギンの1年の中で、大きな行動変化がある時期を間近で見られるのはうみがたりならでは。新しい命の誕生と成長を見守ってほしい」と話している。