戦国武将、上杉謙信(1530〜1578年)の生誕500年となる2030年に向け、謙信の古里、新潟県上越市は2026年6月16日、式典やフォーラム、企画展といった記念事業を実施する実行委員会を設立した。今後、部会を設置して具体的な検討を行う。

戦国時代の名将として知られる謙信は、2年後の2028年に没後450年、4年後の2030年に生誕500年を迎える。
市役所で行われた設立総会で小菅淳一市長は「謙信公の功績を改めて学びたたえることで、武勇や遺徳を次世代に継承し、謙信公のふるさとであるという誇りと愛着を市民と共有していきたい。とりわけ生誕500年では、市と謙信公の魅力を全国に一層浸透させ、交流人口の拡大や地域の活性化につなげていきたい」とあいさつした。
実行委は学識経験者や謙信ゆかりの春日神社や林泉寺、地元春日地区の関係機関、経済、観光の関連団体の代表など18人で構成。会長に就任した上越商工会議所の山田知治会頭は「謙信公生誕500年という大きな使命に向け、実りある展開となるようしっかりと進めていきたい。期間の長い取り組みとなるが、協力をお願いしたい」と述べた。

今後、地域で活動する団体や市民を公募して「歴史・文化」「観光」「情報発信・PR」「総務」の4部会を設置し、具体的な実施事業を企画する。記念式典や講演会、企画展、記念誌の発行、ロゴ作成、SNS発信、土産品や宿泊プランの作成などを想定している。