「次は金メダル」 スノボHP銅メダルの山田琉聖選手が妙高市で五輪報告会 

2026年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得した、新潟県妙高市の国際スノーボード&スケートボード専門学校ボードスポーツビジネス・大学科1年の山田琉聖選手(20、専門学校JWSC)の五輪報告会が6月7日、同市上町の新井総合コミュニティセンターで開かれた。集まった約100人の市民らを前に山田選手は「得意のオリジナルの技や独創性を変えずに次のオリンピックは金メダルを目指したい」と新たな目標を語った。

「次は金メダル」と語る山田選手

札幌市出身の山田選手は、同五輪の男子ハーフパイプ最年少で五輪初出場。回転数の多い高得点の技が主流となる中、持ち味の独創的なルーチンを披露する姿勢を貫き、見事銅メダルに輝いた。

報告会は妙高市などが主催。会場に銅メダルを首にかけた山田選手が登場すると、集まった市民らが大きな拍手で迎えた。また五輪後初めて、2日前に同市に帰ってきたという山田選手に全員で「お帰りなさい」と声をかけた。

約100人の市民らが集まった

「昼間は暖かいが夜は涼しく、妙高に帰ってきたなと感じた」と話す山田選手は五輪を振り返り、「銅メダルを取った当初はうれしい気持ちもありつつ、決勝の3本目で自分のルーチンが決めきれず悔しい部分もあった。帰ってきてたくさんの人に『おめでとう』と言ってもらい、本当に銅メダルが取れてよかった」と笑顔で語った。そして「(回転数以外でも)スノーボードはもっと違うかっこよさがあり、人と違う技を表現したいとずっとやってきた。決勝まで楽しく滑れた」と話した。

司会の求めに応じ銅メダルを披露する山田選手

市民が応援メッセージを寄せ書きした日の丸は、山田選手の家族が現地に届けたという。「オリンピックまでずっと海外にいたので、すごくうれしかった」と銅メダルを後押ししたことを披露した。

参加者からは、けがの予防法やアスリートとして普段の食事で注意していることなどの質問が寄せられた。報告会後はサイン会や記念撮影も行われた。

色紙やスノーボートへのサイン会や記念撮影も行われた

報道陣の取材に応じた山田選手は「たくさんの方に来ていただいてうれしい。妙高に来てまだ2年だが、温かく迎えてもらい、感謝しかない。妙高は夏のトレーニング環境が整い、専門学校で仲間と高め合って、体も心も一番成長できた自分の成長ポイント。2030年のオリンピックで金メダルを取れるように頑張っていくので、これからも応援してほしい」と話した。

報告会の前には「妙高市スポーツ特別栄誉賞」と「妙高市スポーツ協会特別優秀競技者賞」の表彰式も行われた。同市スポーツ特別栄誉賞は市ゆかりの五輪メダリストらに贈られ、これまで、いずれも同市出身でソチ冬季五輪ジャンプ団体銅メダルの清水礼留飛さん、北京冬季五輪スノーボード女子HPで銅メダルを獲得した冨田せな選手が受賞。山田選手は3人目となった。

城戸陽二市長から「市スポーツ特別栄誉賞」の盾が贈られた

山田選手には11日に県庁で県民栄誉賞が贈られることになっている。