上越市の高田本町商店街「本町ゆめカード」年内で廃止 29年続いたポイントサービス

新潟県上越市の高田本町商店街のポイントカード「本町ゆめカード」が2026年12月31日で廃止となる。運営する「高田本町ゆめカード協同組合」によると、電子マネーの普及のほか加盟店数や各店の売り上げ減少などが理由。

2026年12月31日で廃止される「本町ゆめカード」

本町ゆめカードは1997年4月に同商店街のポイントサービスとしてスタート。加盟店に専用の機器を設置し、100円(税抜き)の購入ごとに1ポイントが進呈される。3万5000円分(350ポイント)の買い物でカード1枚が満点となり、加盟店で500円分の買い物か上越信用金庫で500円の預金ができる。

満点になると500円分の買い物や預金ができる

約30年前の導入時は本町通りの3・4・5丁目を中心に100店を超える加盟店があったが、近年は約60店にまで減少。電子マネーの普及で現金決済の客が減ったことや、客に付与したポイント数に応じて加盟店から拠出される運営費も減少していることなどから、同組合は5年に1度のカード更新を機に廃止することを決めた。

斉藤誠理事長は「できれば続けたいと知恵を絞ったが、更新には多額の費用がかかり、いかんともしがたい。お客さまには申し訳ない気持ち」と話した。新たなポイントシステムの導入については検討中という。

12月31日までは加盟店でポイントを付与し、2027年3月末まで買い物券としての利用や預金が可能。満点に達していないカードは、端数のポイント分を購入額から割り引くことで返還する。

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