上越市北城町3に焼きたてパンや菓子の店 障害者就労のアトリエあきの家「ノイエス」

新潟県上越市北城町3に2026年5月9日、障害者就労支援施設のアトリエあきの家「ノイエス」がオープンした。地域との交流の場として、利用者が手作りしたパンや菓子、コーヒーなどを販売する。

手作りのパンや菓子を販売する店内

障害者の就労や生活支援を行う上越つくしの里医療福祉協会が運営する。これまでは同市北新保の「つくし工房」などの関連施設で作った製品は、店に卸したり、事業所に出向いて販売したりしていたが、初めての販売拠点となる。ノイエスはドイツ語で「新しいこと」を意味する。

北城町3に立つノイエス

グループの病院職員寮などに使われていた建物を改修した。木を基調とした店内にはイートインスペースもあり、利用者と職員の10人ほどがパンの製造販売を行う。

利用者と職員の約10人が製造販売する

パンはソフトフランス生地をメインに、こしあんとバターをはさんだ「あんバター」やオレンジピールとチョコチップの「オレンジショコラ」、妙高産大葉を使って和風に仕上げた「ベーコンエピ」など常時5種類ほどが並ぶ。またつくし工房で製造したコッペパンやメロンパン、オニオンブレッドなどの菓子・総菜パン約20種類、クッキーやカステラなどの焼き菓子、自家焙煎(ばいせん)のコーヒーなども販売している。

ソフトフランス生地をメインに常時5種類ほどを販売

つくし工房で作られた菓子・総菜パンも並ぶ

この日はオープニングイベントが行われ、多くの人が焼きたてのパンを買い求めていた。

今後は敷地内に畑を整備し、無農薬野菜の栽培や、野菜を活用したパンの開発も考えているという。同協会の川室優理事長は「収益は利用者の工賃になるので、利用者の生活がより豊かになるように頑張っていきたい。気軽に立ち寄ってもらい、地域との交流の場にできれば」と話している。

営業は平日の午前10時から午後3時まで。