上越市舞台のアイドル映画2027年夏完成へ  来春には音楽フェスも開催

新潟県上越市を舞台に、ご当地アイドルをモチーフに繰り広げられる映画の制作発表記者会見が2026年4月5日、同市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。企画・監督を務める岡尾貴洋さん(59)が概要を説明したほか、アイドル役として出演する主要メンバー4人が意気込みを語った。

岡尾さん(左)と出演者たち

「桜フレーバーズ」プロジェクトと銘打ち、映画制作、SNSを活用した同市の情報発信を行うほか、映画と連動した新規イベントの立ち上げ、国内外でのイベントブース出展などを展開していく。映画制作は、2023年に同市大町5の雁木町家に新社屋がオープンしたアニメ制作会社「スタジオ藍丸」が担当する。

映画は同市を舞台に、ベトナム人女性を主人公とした国際交流ストーリー。アニメの聖地巡礼で上越市を訪れたベトナム人女性「イェン」が、人気メンバーの卒業ライブを終えたばかりのご当地アイドル「桜フレーバーズ」と出会う。数日後のフェスに向け、メンバーの欠員危機に直面したグループはイェンを臨時メンバーに迎えるが、すれ違いが生じてしまう――という物語だ。

会見ではプロジェクトの概要も説明された

岡尾さんは「実写にすることで、上越での撮影の様子を直接見てもらえる。上越市は桜、雪、酒、食など、多くの魅力があり、人が来ないはずがない。プロジェクトを通して上越を盛り上げていきたい」と語った。桜越しに見える雪の妙高山を背景にした音楽フェスを計画し、劇中にはイベントの様子も盛り込むという。

記者会見には、オーディションで選ばれた美鈴あおいさん、小日向莉々子さん、逢沢聖奈さん、月宮はなさんも登場。映画出演に向けての思いをそれぞれ語った。

映画に向けての思いを語る出演者

映画は来春から撮影を始め、2027年夏頃に完成予定。上越市での公開を皮切りに国内での上映を拡大するほか、ベトナムでの公開や現地イベントの開催も予定している。今後はエキストラを募るほか、グッズ販売、ファンミーティングなども企画するという。