新潟県妙高市朝日町1に昨年10月にオープンした、図書館を核とした子育て支援や市民交流などの複合施設「まちなか+(ぷらす)」が2026年4月18日、入館者10万人を達成した。開館1年間の来館者目標数8万4000人を半年で突破し、10万人目となった家族や城戸陽二市長がくす玉を割って祝った。

同施設は昨年10月4日にオープン。地上4階建てで、図書館のほか、プレイルームや子育て支援室などの「子育て広場」、市民交流スペース、市民活動室、カフェなどがある。同市が中心市街地の活性化や市民の交流拠点を目指し、建設工事費約22億1980万円をかけて整備した。
入館者10万人目は同市五日市の公務員、冨永裕介さん(35)一家。この日は図書館に長女の紡生(つむぎ)ちゃん(5)、次女の絃華(いとか)ちゃん(10か月)の絵本を借りに訪れた。図書館を週1回、子育て広場を週2、3回利用しているという。
冨永さん一家には、花束や記念品として焼き菓子セットやシフォンケーキ、同市関連の絵本、オリジナルトートバッグなどが贈られた。

妻で公務員の晴美さん(35)は「普段から利用している施設なので(10万人目となって)うれしい。来ると同級生や知り合いに会うので、みんなが集まれ、コンパクトな妙高市の良さが詰まった施設。これからもたくさん使っていきたい」と語った。紡生ちゃんは「うれしい。今日は本を選ぶのが楽しみ。ケーキはみんなで食べたい」と笑顔で話した。
城戸市長は「図書館だけではなくカフェや子育て広場などの複合施設であることが、目標より早く10万人を達成できた要因。さらにこの施設から街に人を拡散させ、末永く市民に愛される施設にしていきたい」と話した。

同市によると、1階のカフェや交流スペースで市民がお茶を飲む午前中と、中高生が利用する夕方に来館者が増えるという。今年中に隣接する元福祉拠点施設「いきいきプラザ」跡地に駐車場を整備する。
