新潟県上越市五智に2026年3月28日、1〜2人用の個室型サウナ「テラ・ロウリュ」がオープンした。日本海を望む静かな環境の中、野草を使った蒸気で体の内側から“ととのう”体験ができるということで、上越タウンジャーナルの営業スタッフが体験した。

まずはヒアリングから
高台にある建物は上越産のスギ材をふんだんに使用した造りで、目の前には広大な日本海が広がる。この日は90分コースを体験。受付で体調などのヒアリングシートを記入してからがスタートだ。

野草の香りを選ぶ
次に、ラウンジのカウンターで野草から抽出した水が入った6種類の瓶の香りを一つずつ確かめながら、“今の自分が好む香り”をチョイス。選んだ香りが、サウナロウリュで石にかける際の水になる。
野草は上越地域産が中心で、選定や抽出方法は妙高市で野草の研究や製品開発を行うミヤトウ野草研究所と連携して開発したという。

個室でセルフロウリュ
館内は6部屋あり、全て1〜2人用の個室。2人の場合は家族や友人を問わず、同性同士でのみ利用できる。
室内はホテルのような空間で、静かな音楽が流れる。バスルームとサウナ室、休憩用のサウナチェアがあり、ガウンやタオル、化粧水やドライヤーも完備。利用時は手ぶらでOKだ。
外には日本海を目の前にした外気浴用のテラスもある。

サワラ(ヒノキ科)を使ったサウナ室は、90度を標準に好みで温度調整ができる。10分ほどでじわりと汗が出てきたあたりで、選んだ野草の香りの水を石にかけ、セルフロウリュを開始。
「ジューッ」という音とともに蒸気と香りが一気に広がり、さらに汗が吹き出る。息苦しさはほとんどなく、自然と呼吸が深くなり、体の内側からじんわり温まっていくのが分かる。1サイクル15〜20分、2サイクル体験した。


日本海を前に外気浴でリセット
ほてった体を水風呂で引き締めたあとは、海に面した屋外テラスへ。テラスにはスギ材の塀があり、人の目に触れることはない。潮風が心地よく抜け、波の音を聞きながら、妙高の天然水で水分補給した。晴天時であれば、日本海に沈む夕日を眺めながらくつろげそうだ。

90分のコースが終了した後は、ラウンジでドリンクを堪能。ビールやノンアルコールもあり、妙高の天然水や同社が育てた栗のジェラート、オリジナルサイダーやテラのクラフトビールなどバラエティー豊か。
冷たいドリンクとジェラートを味わいながら、体験後1時間が経っても体がポカポカと温かいまま。日常の喧騒を忘れ、自分をリセットできる贅沢な時間だった。


運営は「ラ・ペントラッチャ」
施設を運営するのは、上越を拠点に30年以上にわたりイタリア料理店やクラフトビール醸造所、栗農園などを手がけてきた「ラ・ペントラッチャ」(高波利幸代表)。食を通じて健康と向き合ってきた経験から、「料理をおいしく食べるためには、まず体が整っていることが大切」として、サウナを立ち上げたという。
野草ロウリュで呼吸から整える
テラ・ロウリュの一番の特徴が、野草を使ったロウリュ(蒸気)で、一般的なサウナが“温度や刺激”に重きを置くのに対し、ここでは蒸気を通して呼吸を整え、身体の内側から巡りを促すことが目的だ。
高波代表によると、蒸気を吸い込むことで呼吸を整え、血流や自律神経に働きかけるという。1回目で体の軽さを感じ、2回目で睡眠の変化、3回目で“ととのう”状態が安定していく流れを想定。初回から間を空けずに利用することで変化を実感しやすいという。

高波代表は「上越にはまだ知られていない魅力が多い。この場所をきっかけに、地域の価値を再発見してもらえたら」と話す。今後は野草や食と組み合わせた体験も検討している。
利用は予約ページから。
- 住所:上越市五智4-6-30
- 営業時間:午前10時〜午後9時30分(最終受付午後8時)
- 完全予約制:予約ページ
- 料金
- 1人:120分 4800円/90分 3800円
- 2人:120分 9000円/90分 7000円(同性のみ)
- インスタグラム
- ホームページ
- 電話:025-520-9258