生徒数減少などにより2026年3月末で閉校する新潟県上越市柿崎区の県立久比岐高校で3月2日、卒業式が行われた。最後の卒業生となる12人が、20年の歴史に幕を下ろす学び舎を巣立った。

同校は2006年に旧柿崎高と旧吉川高が統合し開校。頸北地域唯一の高校として、これまで1437人の卒業生を送り出してきた。少子化などにより2020年度から1学級募集、2024年度に募集を停止し、本年度は3年生12人のみが在籍している。

式には約50人が出席。卒業生は保護者や職員らが見守る中、山田喜昭校長から一人一人卒業証書を受け取った。

山田校長は「最後の1年はわずか12人だったけれど、生き生きと明るく、立派に高校生活を全うしてくれた。自信と誇りを持ち、それぞれの場で社会の発展に貢献できる人間として活躍してほしい」と言葉を贈った。
卒業生代表の女子生徒は「同じ思い出を仲間と作ることがかけがえのない財産になることを学び、いつも励ましてくれた先生方の存在が、努力する過程や向き合う姿勢の大切さを教えてくれた」と感謝した。また「久比岐高校で学んだことや仲間と過ごした日々は、これから先の人生でも私たちを支えてくれると信じている」と力強く語った。