妙高市出身の冨田せな選手決勝進出 ミラノ・コルティナ冬季五輪スノボ女子ハーフパイプ

イタリアで開催中のミラノ・コルティナ冬季五輪は2026年2月11日夜(日本時間)、スノーボード女子ハーフパイプ予選が行われ、2大会連続のメダル獲得を目指す新潟県妙高市出身の冨田せな選手(26、宇佐美SC)が決勝進出を決めた。冨田選手の母校で、同市原通の国際スノーボード&スケートボード専門学校ではパブリックビューイングが開かれ、市民らが声援を送った。

冨田選手に声援を送るパブリックビューイング参加者

同市などが主催したパブリックビューイングには、城戸陽二市長をはじめ、市民や学校関係者など約50人が集まった。大型スクリーンに映し出される競技のライブ映像を見ながら、スティックバルーンを手にイタリアの冨田選手に向けて「せな」コールを繰り返した。

開会式では旗手を務め、3度目の五輪出場となる冨田選手は、24人の出場選手中6番目に登場。1本目は着地が乱れる場面もあり得点が伸びなかったが、決勝進出をかけた2本目はベテランらしくミスのない着実な演技で、最後にはガッツポーズも。12人の決勝進出者のうち9位で、13日の決勝に駒を進めた。決勝には冨田選手を含め、出場した日本選手4人全員が進出した。

予選を終えた冨田選手はテレビ中継のインタビューで「2本目をしっかり決められてよかった。(ガッツポーズは)普段はあまりしないが、気付いたらしていた。決勝は私らしくかっこいい滑りでせめて、満足のいくもので終われたらいい」と笑顔で話した。

冨田選手の市立妙高中時代の恩師で、妙高中教諭の寺島佳子さん(57)は「2本目で満足のいく滑りができたようなので、ほっとした。中学時代からとても頑張り屋で芯の強い子だった。すごく誇らしく、勇気付けられている」と話した。また客席の一番前で応援していた同新井中2年の男子生徒(14)は「すごい滑りで感動した。決勝はいいパフォーマンスで金メダルを取ってほしい」と期待を込めた。

メダルをかけた決勝は13日

決勝は13日で、予選と同じ会場の同校で、午前3時30分からパブリックビューイングが行われる。また同校の山田琉聖選手(19、専門学校JWSC)が出場するスノーボード男子ハープパイプ予選のパブリックビューイングは、12日午前3時30分から開かれる。

いずれも荒天などで来場者の安全が確保できないと判断した場合、中止する可能性もあり、市ホームページなどで周知する。