上越市のふるさと納税が10億円突破 返礼品の7割は「コメ」

新潟県上越市の2025年度のふるさと納税の寄付額が2026年1月1日時点で、本年度目標額の10億円を突破した。コメの小売価格が高止まりする中、返礼品の7割はコメが選ばれ、寄付額を押し上げた。

ふるさと納税制度の活用は中川幹太前市長時代の2022年度に返礼品に新たに地場産品を加え、ポータルサイトに登録するなどして本格参入した。寄付額は2022年度は約1億円、2023年度は約2億円と順調に増加。2024年度は猛暑の影響による全国的なコメ不足と値上がりでコメの返礼品に人気が集まり、約6億4000万円の寄付を集めた。

本年度もコメの品薄感と値段の高止まりが続いたことなどもあり、昨年度に比べ寄付額は1.5倍以上となった。毎月コメが自宅に届く定期便が人気という。

21日の定例会見で小菅淳一市長は、「返礼品の主力であるコメの在庫確保や品目の拡充、SNSでの発信や東京でのイベント開催など、事業者や農業者の取り組みの積み重ねが10億円突破につながった」と述べ、引き続き力を入れて取り組んでいくとした。