「冬の鉢花の女王」とも呼ばれるシクラメンが新潟県上越市高土町3の社会福祉法人さくら園のさくら工房フラワーセンターで美しく咲き、見頃を迎えている。2025年12月13、14の両日、同所で即売会が開かれ、大小さまざまな約1000鉢が並ぶ。クリスマスや年末に向け、華やかな彩りを求める来場者でにぎわいそうだ。午前9時〜午後3時。
シクラメンは花の少ない冬季に華やかに咲くことから、根強いファンも多い。同センターによると家庭でも比較的育てやすく、明るい部屋や窓越しに置くことがポイント。気温や水やりなど、育て方を守れば来春まで十分に楽しめるという。

同センターのシクラメンは支援員2人と利用者たちが丹精込めて育て、今は赤やピンク、赤紫といった美しい色の鉢入りのシクラメンがずらりと並ぶ。猛暑と水不足となった今夏は、暑さに弱いシクラメンを育てる環境作りを工夫した。栽培に携わる支援員の小竹和喜さん(63)は「いかに涼しい環境を作るかが課題だった。水は(施設の)消雪用の井戸水を使うことができた。室温を下げるため、気化熱を利用したり、遮光ネットを使ったり、できるだけ涼しい環境にするようにした」。夏が終わり、涼しくなると株も充実し、つぼみも順調に成長。小竹さんは「夏は異常な暑さで心配したが、(咲いた花に)ほっとした」と笑顔を見せた。

価格は300円から1500円までがあり、鉢のサイズ、花の株の数などで価格は変わる。シクラメンのほか、プリムラ、葉ボタンなども購入できる。即売会以降も月曜から金曜の午前9時〜午後4時に随時販売する。
小竹さんは「これから雪が降り一面が雪化粧するが、家の中ではシクラメンを見てゆっくり過ごしてほしい。ぜひ足を運んで」と話している。