戦国武将、上杉謙信の居城だった新潟県上越市の春日山城跡にある「一本イチョウ」が2025年12月2日、黄金色に色づき、見頃を迎えている。1週間ほど前から黄葉しており、木がある標高約160mの二の丸跡付近は落ち葉の黄色いじゅうたんも広がっている。

イチョウは山城の本丸から数段下がったところにあり、樹齢は不明。景観整備のため、市が1999年から15年ほどかけて杉の木を伐採した際、ランドマークとなるよう残した。一本だけ黄金色に輝いていて、麓の市街地からもよく見え、天気のよい日には、市民らが散策に訪れている。

木の下には黄色い葉が敷き詰めたように落葉していて、風が吹くとハラハラと葉が舞い落ち、幻想的な雰囲気を演出している。

前日の1日に謙信像付近からイチョウを眺めていた同市福橋の70代の女性は「春日山城跡には毎月来ていて、イチョウは今年も奇麗に色づいている。麓から見るのも、上の本丸から見るのも両方いい。謙信公が上越を見守っているかのよう」と話していた。
市文化行政課によると、天候次第だが見頃は今週いっぱいの見込み。
