新潟県上越市の謙信公祭協賛会は2025年8月27日、同市の春日山周辺で22〜24日に開催された「第100回謙信公祭」の入り込みが、9万6600人だったと発表した。俳優の松平健さんが上杉謙信役を務めるなど、節目を盛り上げる企画により、昨年の4万8200人から倍増した。

内訳は22日の前夜祭が1200人、松平さんが登場した出陣行列や川中島合戦の再現が行われた23日は8万1900人、全国の武将隊によるパフォーマンスや大民踊流しなどがあった24日は1万3500人だった。渇水のため24日に予定されていた水合戦は中止した。
協賛会事務局の市観光振興課によると、当初入り込みは6万2000人を見込んでいたが、大幅に上回り、「幅広い年代から人気の松平さんをゲストに選定し、お年寄りから若い方、子どもまで来てもらった印象」。また100回を記念し、人気テレビ番組の公開収録やコンサート、祭り期間に合わせた国宝「山鳥毛」の展示や「刀剣乱舞」コラボイベントを行い、「100回目の機運を醸成でき、祭りの事前周知もできた」と分析した。

入り込みの過去最高は、ミュージシャンのGACKT(ガクト)さんが謙信役として出演した2015年の24万3200人。
熱中症など救急搬送7件
市によると祭りの期間中、参加者や観客から9件の救急要請があり、このうち7件が救急搬送された。内訳はふらつきや脱水症状、熱中症、失神、急性アルコール中毒。
松平さんが出演した23日の同市高田の最高気温は34.6度だった。市は「次回以降の対応については、実行委員会などで検討していきたい」としている。
