上越地域の公共交通機関3社がタッグ トキ鉄、頸城自動車、佐渡汽船が連携協定を締結

えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)と頸城自動車(同)、佐渡汽船(佐渡市)は2025年8月21日、上越地域の公共交通移動の円滑や経済発展を目指し、事業連携協定を締結した。ローカル鉄道とバス会社、フェリー会社がタッグを組み、旅行商品の開発や乗り継ぎの利便性向上、共通チケットの導入検討などを行っていく。

(左から)トキ鉄の平井隆志社長、頸城自動車の山田知治社長、佐渡汽船の尾渡英生社長

3社は2024年9月に連絡会議を設置し、今年5月には世界文化遺産の「佐渡島の金山」への誘客や共通チケットの導入検討、乗り継ぎの利便性向上などについて具体的な検討を行っていくことで合意した。今回、さらなる連携強化に向けて協定を締結した。

共同企画として、佐渡の小木港発着でトキ鉄のリゾート列車「雪月花」に乗車し、上越地域の各地を巡る2泊3日のツアーを10月に開催するほか、鉄印と御船印のコラボ商品も発売した。

トキ鉄本社で行われた協定締結式で頸城自動車の山田知治社長は「直江津港と直江津駅、上越妙高駅のアクセス改善に努めたい」と意欲を示し、佐渡汽船の尾渡英生社長は「佐渡や上越地域は全国や世界の人が旅行先として選択するまでPRが進んでいない。取り組みを通じて、上越や佐渡、新潟県全体にたくさんの方にお越しいただけるようにしたい」と述べた。

トキ鉄の平井隆志社長は「鉄道で観光地を線で結ぶことはできるが、佐渡に渡るには佐渡汽船、地域を横断するにはバス交通が必要。連携協定で魅力ある商品を作り、3社共同でPRをしてしっかり売っていきたい」と意気込みを語った。

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