【9月4日午後5時25分更新】妙高市は9月4日、降雨で矢代川の水位が給水に必要な量を確保できるようになったとして、節水要請を解除した。
新潟県妙高市は2025年8月19日、渇水対策会議を開き、8月上旬の降雨によって水道水源の矢代川の水位が回復したことから、4日から新井地区の約9000世帯約2万2000人を対象としていた25%の節水要請を解除した。引き続き高温少雨の予報となっていることから、数値目標を定めない節水要請に緩和した。

市によると、新井地区の1日当たりの水道取水量9000立方mのうち、5000立方mを矢代川から取水しているが、少雨による水位低下に伴い6日には2600立方mにまで減った。その後まとまった降雨があり、矢代川の水位が回復。18日現在、4300立方mまで増加したことや、予備水源や消雪用、新設の各種井戸からも取水を行い、通常時相当の1万300立方mの配水量を確保している。
このため、今後も高温少雨が続くものの、必要な取水量は確保できる見込みという。城戸陽二市長は「新井地区の住民、事業者から節水の協力をいただき感謝申し上げたい」と述べ、職員に対し「とりあえずは最悪の危機は脱したが、引き続き全庁で緊張感を持って取り組み、市民の安全安心を最優先にしてほしい」と指示した。
市は数値目標を定めない節水として、水道水の再利用や使用頻度の削減、こまめに水道を止めることを呼び掛ける。渇水のため休止していた「水夢ランドあらい」(白山町4)のプールや体育施設のシャワーは23日から再開する。