水不足に見舞われている新潟県上越市に雨を降らせようと、同市本町1の春日神社で2025年8月1日、「祈雨祭」が執り行われた。雨乞いで奉納する「黒馬」の絵やぬいぐるみを市民が持ち寄り、恵みの雨を願った。

大島美香宮司(43)によると、雨乞いには黒い馬、晴れを願うには白い馬を奉納するとされていて、同神社には元禄8年に奉納された黒馬の絵馬もある。本殿で行われた神事では、市民が描いた絵やぬいぐるみ、絵馬などを祭壇に供え、大島宮司が祝詞を上げた。

訪れた人は大火や干ばつの際に雨を降らせたとされる「倶利加羅不動尊御旗」を祭る御劔社でも手を合わせた。

節水対象区域の同市新町に住む70代女性は「1日でも早くダムに水がたまってほしい。雨が降るように毎日お願いに来たい」と話していた。
大島宮司は「わたしができることは祈ることだけ。なんとか雨が降って断水せずに済めば」と語った。