新潟県上越市出身で元外交官の小菅淳一氏(73)が2025年7月24日、同市土橋の市民プラザで開かれた集会で、10月の任期満了に伴う市長選への出馬を表明した。約40人の支援者らを前に「市政というのは、市民を力強くあるいはそっと優しく支えていくべきもの。皆さんと一緒に働かせてほしい」と話した。

集会には中高の同級生らが集まり小菅氏を激励した。
小菅氏は「退官後、ふるさとの役に立ちたいと考えていた」として、市の現状については「憂慮すべき状態で、心を痛めていた」と述べた。大使時代の経験を紹介しながら「新しい市長に求められるのは市民一人一人を大切にする気持ちだ」と話した。

小菅氏は、同市出身で同市藤巻在住。県立高田高校、東京大法学部卒業後、1976年外務省に入省し、駐アフガニスタン大使、駐ヨルダン大使、駐ハンガリー大使を務めた。2017年に退官し、2018年から2023年まで上越市の組織内シンクタンク「創造行政研究所」の所長を務めた。
次期市長選には、現職の中川幹太氏(50)、元市長で市議の宮越馨氏(83)が立候補を表明している。また、元議長で市議の石田裕一氏(62)が立候補する意向を固め、市議の安田佳世氏(34)が出馬について調整している。