上越市の高田城址公園で「第46回観蓮会」開幕 会期中はイベントも多彩に

“東洋一"と称されるハスの名所、新潟県上越市の高田城址公園で2025年7月19日、「第46回観蓮会」が始まった。初日は朝から多くの人たちが会場を訪れ、美しく咲くハスを眺めた。会期は8月24日まで。

高田城址公園の南堀(7月19日午前撮影)

外堀約19haを埋め尽くす同公園のハスは、明治維新直後に悪化した高田藩の財政を立て直そうと、レンコンを植えたのが始まりとされている。会期中は園内で各種イベントが開催されるほか、近隣の施設や商店街でも観蓮会にちなみ、さまざまな取り組みやもてなしが行われている。19日現在、南堀は紅白の大輪と緑色の葉が一面に広がり、見頃を迎えている。つぼみも多く見られ、会期中はさまざまなハスの姿を楽しめそうだ。

蓮を鑑賞する夫妻

会期初日となった19日、会場は朝から日差しが降り注ぎ、会場を訪れた人たちは帽子を被ったり日傘をさしたりして園内を散策しながらハスを鑑賞していた。

会場内では会期中の土・日曜午前に観光ボランティアが来場者を案内しており、ハスの歴史や見どころなどを説明している。

観光ボランティア(左)が来園者にハスの歴史などを説明

このほか、ハスと南葉山や西堀橋をベストポジションで撮影できるよう、フォトスポットも登場。額縁に見立てた大きなフレームが設置され、来園者が写真撮影を楽しんでいた。

額縁に見立てたフォトスポット

長野県から夫と訪れた60代の女性は愛用のカメラでハスを撮影しており、「花がとても好き。春の観桜会に続き、今回はハスを見に来ました。こんなにハスが咲いていてびっくり。写真は(自身の)YouTubeで公開しようと思います」と話した。

お気に入りのハスを見つけて写真撮影する女性

このほか、上越妙高駅利用者が観蓮会に足を運んでほしいと、住民有志による「上越妙高駅と共に歩む会」が同駅ロータリーなどに「ようこそ高田城址公園観蓮会」と書かれたのぼり旗を設置した。会員ら17人が参加し、計44本を取り付けた。

上越妙高駅にはのぼり旗を設置(7月19日午前8時半過ぎ)

会期中はイベントも多彩

会期中に行われる催しは多彩で、今年は「蓮を見ながら乗馬体験」と銘打ったイベントが8月2日午前に初めて開かれる。小学生以上を対象とした乗馬体験やふれあい体験を企画しており、いずれも定員がある。このほか、浴衣を着て散策できる「観蓮会浴衣プラン」や会場内でハスの観察会を行う「ハスウォッチング」、フォトコンテストと受賞作品の写真展、二胡のコンサートや親子でハスと遊ぶワークショップなども開催。グルメ企画としては、ホテルなどで「蓮御膳」が提供されるほか、本町商店街などでは8月1日からスタートする「夏の本町ガチ盛りまつり」などが予定されている。

訪れた人たちを楽しませている園内のハス

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