高校生がビジネスを通じて直江津港周辺の活性化に挑戦 7月13日から市場調査イベント

新潟県上越市の佐渡汽船ターミナル(同市港町1)など直江津港周辺の活性化を目指す、高校生によるビジネスプロジェクトがスタートした。同ターミナル内に今年4月に開校した「ライトシップ高等学院」の学院生23人が、カフェや洗車場などを運営する。2025年7月13日からは、2026年度からの本格事業化に向け、市場調査を兼ねたイベントを随時開催する。

イベント参加を呼び掛けるライトシップ高等学院の学院生

同学院は職業訓練と教科学習を同時並行する「デュアルシステム」を採用した、広域通信制高校サポート校。ビジネスによって地域の課題解決を図るプロジェクト型学習も特色の一つだ。

学院生がチームごとに考案した事業は4事業。7人体制で車を手作業で洗う「高速手洗い洗車」、ターミナル1階の旧売店前でかき氷やレモネードなどを販売する「みなとカフェ」、かつて地元港町町内会のイベントで販売され人気だった商品を復刻した「小判焼き」、ターミナル2階の同学院ラーニングスペースを無料開放して子どもたちがミニ四駆やボードゲームで遊べる「みんなの遊び場」だ。

このうち小判焼きは、祭りや縁日の屋台で人気の「ぽっぽ焼き」の生地を佐渡金山にちなんで小判型にして鉄板で焼いたもので、カフェで販売する。

チームごとに事業計画を説明する学院生

7月3日に行われた事業計画発表会では、それぞれのチームが事業内容やターゲット層、宣伝計画、収支見通しなどを発表した。10月まで随時開催するイベントでは、実際に販売などを行いながら、客や地元住民の意見を聞き、詳細な事業計画作成に反映させていく。

小判焼きチームの峯村亮汰さん(17)は「直江津港周辺には目立った商業施設がないので、ターミナルにわざわざ買いに来る状況を作りたい。ぜひ食べに来てほしい」と話した。また洗車チームの木原晃輔さん(17)は「洗車を通してカフェや遊び場にも人を呼びたい。洗車に関しては素人ばかりだが、7人が真心を込めて洗車する」と来場を呼び掛けた。

イベントのちらし

7月の実施事業と主な料金は次の通り。時間は午前10時から午後3時まで。問い合わせは同学院050-8889-2254

  • 7月13日 遊び場(無料)、洗車(普通車1000円、軽自動車700円)、カフェ(小判焼き5個200円、かき氷350円)
  • 7月19日 カフェ
  • 7月20日 遊び場、カフェ
  • 7月21日 カフェ
  • 7月26日 遊び場、洗車、カフェ

 ▽ライトシップ高等学院インスタグラム

 
イベント会場の佐渡汽船ターミナル

関連記事

www.joetsutj.com

www.joetsutj.com