米の生産や販売を手がける「株式会社創頼屋」(新潟県妙高市高柳1)はこのほど、政府と契約を結び、政府備蓄米を販売する小売業者となった。販売価格は5kgで1900円(税込み)と、備蓄米としては上越地域でも最安クラスといい、順調なら2025年7月5日から販売を開始する予定だ。
備蓄米は2021年(令和3年)産米で、総量12トン。6月末に入荷予定で、その後精米などの工程を経て販売を開始する見込み。「なるべく多くの人に行き渡るようにしたい」として、販売は一般の個人に限り、1人2袋まで。整理券は配布せず、なくなり次第終了する。
販売は数回に分け、7月5日から8月末までの土・日曜のみを予定しているが、備蓄米の入荷日、精米、在庫状況などにより変わる。正式な販売日程はWEBなどで改めて告知する。
同社は、米の生産、販売を行う企業として2021年に創業。有機肥料や除草剤の使用を極力減らしたコシヒカリなどを生産しており、田植えから収獲、精米出荷まで全て自社で行っている。
「上越地域は米どころなので秋にはおいしいお米が採れるが、現状値段が高くて困っている人も多い。秋までのつなぎとして備蓄米を活用していただけたら」と話している。
創頼屋
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備蓄米販売場所