人気アニメ「ハイキュー!!」と上越市のうみがたりがコラボ 水族館内にキャラクターパネルや音声

人気アニメ「ハイキュー!!」とコラボした特別展が2025年5月26日まで、新潟県上越市立水族博物館うみがたりで開かれている。キャラクターたちの声によるアナウンスやパフォーマンス演出、館内には等身大パネルも設置され、アニメの世界観とともに海の生き物に触れられる。

キャラクターパネルと撮影する来場者

高校バレーボールを舞台にキャラクターたちの成長や絆を描いたアニメは、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、シリーズ累計発行部数7000万部を突破した人気漫画が原作。昨年には劇場版も公開され、世界興行収入200億円を超える大ヒットを記録した。

うみがたりのイルカスタジアムを背景にしたコラボ展の描き下ろしビジュアル(©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会)

コラボ展はうみがたりを運営する横浜八景島のグループ水族館で行われ、神奈川県横浜市を皮切りに上越市、作品の舞台である宮城県仙台市の水族館を巡る。

館内にはキャラクターたちの等身大パネルが設置されているほか、メインキャラクターの日向翔陽と影山飛雄の音声アナウンス、作中で使用される楽曲も流れており、キャラクターたちと一緒に水族館を楽しんでいるかのような演出となっている。

館内には等身大パネルが置かれキャラクター音声が流れる

イルカの身体能力の高さを体感できるドルフィンパフォーマンス、マイワシが音楽に合わせて縦横無尽に泳ぐ「舞鰯シャイニリュージョン」も、アニメや劇場版のテーマソング、キャラクターの音声を取り入れた特別版として実施する。

パネルなどが飾られている1階催事ホール

また作中で登場する深海性のサメ「フジクジラ」の標本や、特典付きのスタンプラリー、コラボメニューやオリジナルグッズの販売など、見どころ盛りだくさんだ。

作中に登場するフジクジラの標本
コラボメニューのサンデーとドリンク(うみがたり提供)

作品のファンたちは、グッズを身に着け、キャラクターのぬいぐるみやアクリルスタンドを持って撮影するなど楽しんでいる。新潟市から訪れた会社員の女性(39)は「初めて来たけれど、マイワシなど見せ方が奇麗で楽曲との相性も良く、メインキャラクター以外のパネルもあって、オタクから見ても見応えがあった」と満喫していた。

グッズを身に着けぬいぐるみなどと一緒に撮影を楽しんでいる

一部グッズは売り切れて販売を終了しているものもある。スタンプラリーやコラボメニューの購入特典はなくなり次第終了。

開館時間は午前10時〜午後5時。ゴールデンウィーク期間の5月3〜6日は午前9時〜午後6時。

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