動画アプリの投資広告にアクセスし400万円だまし取られる 妙高市60代女性がSNS型投資詐欺被害

妙高警察署は2024年11月20日、新潟県妙高市の60代女性がSNSを使った投資詐欺で現金400万円をだまし取られたと発表した。同署が被害届を受理し、捜査している。

発表などによると、女性は9月中旬、スマートフォンの動画共有アプリで「株の投資をAIがしてくれて何もしなくてもお金が稼げる」といった売り文句の広告動画を見てアクセスしたところ、SNSのメッセージアプリに登録するよう誘導された。登録後、そのSNSで日本人男性を名乗る人物から「いくら欲しいですか」などと聞かれ、さらに別の日本人男性を名乗る人物を紹介され、「800万円を稼ぎたいと言っていたが、そのためには掛け金の元金として400万円が必要」などと言われた。

女性は市内の金融機関で現金を下ろし、10月21日に自宅を訪れた30歳くらいの男性に現金400万円を手渡した。その後、女性のスマホでSNSのやり取りを見た家族が警察に相談し、被害が判明した。