【PR】焼きたて地場産栗の甘さ味わって 上越市の「クオルス」が焼き栗の販売開始 ペントラッチャの料理でも提供

新潟県上越市下門前の「トラットリア・ラ・ペントラッチャ」など、県内や首都圏でイタリア料理店を展開する「クオルス・リストランテ」はこのほど、同市寺町3に「焼き栗加工場」をオープンした。地場産の栗を焼き栗やビールにして販売し、ペントラッチャ各店で料理としても提供する。

「焼き栗加工場」をオープン

同社は、肉、野菜、果実など上越の食材を地元で、また全国で味わってもらおうと、上越の生産者などと協力しながら栽培プロジェクトを手がけている。食材は主にペントラッチャで料理に使い、観光客にも味わってもらいながら、新たな観光資源の創出や全国への情報発信を目指す。同社も今年から同市下馬場に約4ヘクタールの農園を開設し、甘みの強い「倉方甘栗」の栽培に挑戦。今年100本、来年はさらに100本を植樹し、数年後の収穫、焼き栗の販売を計画している。

上越市内で始めた「テラ栗農園」。3年後の収穫を目指している

スタートする焼き栗販売などで使用する品種は、石鎚(いしづち)、美玖里(みくり)、利平(りへい)、筑波(つくば)などで、同市三和区や糸魚川市で今年収穫されたもの。1か月にわたる氷蔵熟成ででんぷんを糖化させてから焼き上げることで、甘みが引き立つという。「越後焼き栗マローネ」として、土・日曜の午後3時〜5時に、600円(200g)で販売する。販売期間は12月中旬まで。

また、隣接するクラフトビール醸造所「TERRA(テラ)」でも、人気栗ビール「マローネ」(100ml あたり275円、量り売りで500ml〜)に使用し、今月末から通年で販売する予定だ。ペントラッチャ各店でも、前菜、ピッツア、パスタ、肉料理などにこの焼き栗を使用したメニューを11月末まで提供する。

じっくり熟成させた栗を焼き上げる

熟成させてから焼き上げることで甘さが引き立つという

「くびき牛と栗のパスタ」

クオルスの高波利幸代表は「地場産の栗のおいしさを多くの方に広めたい。焼き栗、ビール、料理でぜひ味わっていただければ」と話している。

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