新潟県上越市頸城区のマンホールで2024年7月4日、点検作業中だった40代男性作業員が転落し、死亡した事故で、上越労働基準監督署は11月8日、労働安全衛生法違反の疑いで、同市春日新田5の一般財団法人上越市環境衛生公社と同公社の63歳と59歳の男性理事2人を新潟地方検察庁高田支部に書類送検した。
発表などによると同公社と理事は7月4日、地上から目視でマンホールの点検をさせる際、柵や安全帯などの墜落防止措置を講じなかった疑い。男性作業員が帰社予定時間になっても戻らなかったため、同僚が捜索し、マンホールの底で発見した。