上越市産米粉パンの中は和菓子店4店特製の秋の味覚“あん” 10月26日限定販売

新潟県上越市産米粉パンに同市内の和菓子店4店特製の“あん”をはさんだ「あんコッペ」が2024年10月26日、同市西本町4の直江津屋台会館で開かれる「上越市農林水産フェスティバル」(同市農林水産業振興協議会主催)で販売される。秋をテーマにサツマイモ、栗、カボチャ、リンゴの4種類のあんとミニコッペパンを合わせた商品で、4個セット800円を100セット限定で販売する。

秋の味覚を和菓子店があんにした「あんコッペ」

あんコッペは、和菓子店を新たな形でピーアールしようと、同市内14店舗の職人による和菓子研究団体「日本和菓子協会東和会高田支部」が昨年から販売しているイベント限定品だ。

4回目となる今回は、大杉屋惣兵衛(本町3、5)がサツマイモあん、紅屋(仲町4)が栗入りつぶあん、藤本製菓(東城町1)がカボチャあん、土肥菓子店(中央2)がリンゴあんを用意した。米粉パンは同会会員の岡村製パン店(寺町2)が、食べ比べしやすい長さ約12cmのやや小ぶりのコッペパンに焼き上げた。

あんコッペをピーアールする大杉屋惣兵衛の宮越さん

同支部会長で大杉屋惣兵衛の宮越雅士さん(51)は「サツマイモは紅あずまを使い、幅広い年代に楽しんでもらえるようにバターと塩を加えて洋風に仕上げた。食べ比べてお気に入りのあんを見つけ、店に足を運んでもらえれば」と話した。

同フェスティバルは午前10時から午後3時まで。あんコッペが販売される米粉ブースには同会を含め10店が出店し、同市産米粉をつかったシフォンケーキや和菓子、パンなども並ぶ。

イベントのちらし

ほかにも地元食材を使ったみそ汁の試食や、地産地消推進の店「プレミアム認定店」2店によるテイクアウト商品やサメバーガーの販売、農業機械乗車、丸太切り、上越市産材を使った端材工作などの体験コーナーがある。

www.city.joetsu.niigata.jp

イベント会場の直江津屋台会館