上越警察署は2024年10月7日、新潟県上越市の50代女性がインターネットで知り合った相手から投資を勧められ、現金約298万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったと発表した。
同署によると、女性は9月24日、スマートフォンを使ってSNSで副業の情報を検索していたところ、動画を閲覧することで数百円もらえる仕事を見つけ、女を名乗る人物と知り合いメッセージをやり取りするようになった。女性は指定された動画を見て自身の口座情報を伝えたところ、数千円の入金があったという。
その後、女性は相手から暗号資産の投資を勧められ、投資サイトで資産運用を始めたがサイトが誤作動の表示となり、相手から「サイトの誤作動を解除するにはお金が必要」「ほかの投資家に迷惑がかかっている」「延滞金も必要」「解除になれば全額返金する」などと言われ、同月28日まで5回にわたり指定口座に現金を振り込み、計298万円をだまし取られた。女性は家族に相談し、詐欺に気付き同署に届け出た。