前線の影響で2024年9月21日から断続的に大雨となった新潟県上越市では22日午前11時現在、市内の住宅3軒で床下浸水の被害が確認された。
同市によると21日午後、同市黒井の市道が約80mにわたり冠水した。このため付近の住宅3軒で、1階部分や高床部分のいずれも車庫が浸水した。物への被害はない。冠水は消防による排水作業で同日午後6時までに解消した。
国交省川の防災情報ホームページによると、黒井では同日午後3時、1時間雨量35.0mmの激しい雨を観測した。
新潟地方気象台によると、県内の大雨の峠は越えたものの、これまでの雨や能登半島地震の影響で地盤が緩んでいる所があるとして、23日昼前にかけて土砂災害に警戒するよう呼び掛けている。