新潟県上越市大潟区の鵜の浜海岸で2024年9月15日、海辺で音楽と花火を楽しむ「色彩音楽花火大会」が開かれる。約1000発の花火が打ち上がるほか、グルメ出店や縁日、イルミネーションなど催しもさまざまだ。
鵜の浜温泉観光組合主催の秋の恒例イベント。同海岸は今年1月末の波浪で砂浜が大きく消失し、海水浴や花火大会への影響が懸念されていたが、砂を搬入して敷きならす復旧工事が行われ、無事海開きを迎えた。花火大会は例年2日間行われていたが、今年は砂浜の復旧工事を終えて間もなく、台風シーズンでもあることから、安全を考慮して1日の日程で行うことになった。
時間は午後8時15〜45分の30分間で、はやりのポップミュージックなどに合わせ約1000発の花火が海辺を彩る。海水浴場の砂浜で見ることができるが、来場者数によっては入場制限を行う。
荒天中止。専用の駐車場はなく、公共交通機関の利用を呼び掛けている。
花火の前は縁日やグルメも
また会場近くの鵜の浜人魚館下の駐車場では午後3〜6時に、ジャンボダーツやガラポン、射的などが楽しめる縁日、上越地域の日本酒が集まる「お酒まつり」、キッチンカーの出店がある。縁日は1回100〜200円、日本酒はおちょこサイズが1杯200円で、100円チケット11枚つづりを1000円で販売する。人魚館や鵜の浜温泉の各旅館での前売りしているほか、当日会場でも購入できる。人魚館入口ではイルミネーションも行う。
同組合の八木健一組合長(52)は「夏には無事海水浴のお客様を迎えられたが、夏の終わりは静かになるので、催しでにぎわえば。見て良し、遊んで良し、食べて良し、温泉に癒やされて良しの鵜の浜をぜひ楽しんでほしい」と話している。
問い合わせは大潟観光協会025-534-4465(午前10時〜午後5時)。