上越海上保安署によると2024年8月13日正午過ぎ、新潟県上越市のなおえつ海水浴場近くの遊泳区域外で泳いでいた群馬県大泉町に住む小学2年生の男児(7)が溺れた。男児は救急搬送されたが意識不明の重体となっている。
発表などによると、男児は家族と親戚の20人で同海水浴場近くのオートキャンプ場を訪れ、午前10時頃からキャンプ場近くの海の波打ち際で、同い年の親戚と2人で遊び始めた。正午過ぎ、男児の両親が2、3分目を離した間に子供2人の姿を見失った。
すぐに浜辺で遊んでいる1人を見つけたが男児は見当たらず、近くにいたサーファーが午後0時30分頃、浜から20〜30mほどの沖で浮いている男児を発見。自身のサーフボードに引き揚げ救助したが、意識不明の状態だった。海の家の関係者が午後0時42分に119番通報し、男児は搬送先の市内の病院で脈拍を取り戻したが意識は戻らず、その後ドクターヘリで新潟市内の病院に搬送された。
事故当時の気象は晴れ、北東の風約3m、波約1mだった。