日本の住宅の平均寿命は約30年といわれるが、数千万円にも上る買い物であることを考えれば40年、50年と住み続けたいもの。長期間メンテナンスの必要がなく、修繕コストも抑えられる30代が建てた家の完成見学会が、2024年8月3、4日に新潟県上越市の春日新田地内で開かれる。主催は、100年以上にわたり国産材を使った家造りを行っている同市吉川区の布施材木店で、見学は完全予約制。
住まいの寿命を40〜50年にするには、日々の手入れやメンテナンスの積み重ねが大切。同社は、耐久性の高い家を造ることで、大規模工事や補修による手間、頻度を減らす提案をしている。
今回公開される木造2階建ての家は、まさしくこのような考えを取り入れて建てられており、外壁には、熱や紫外線に強い美濃焼タイルを使用。劣化を防ぎ、いつまでも風格のある美しい外観を保つことができる。
また国産のスギ材をふんだんに使用。スギ材は耐水性があって腐りにくいことから家を長持ちさせることができ、また調湿性も高いため室内をいつも快適にしてくれる。
新築時に構造や断熱などの強度を高め、長期にわたり良好な状態で住宅を使用するために定められた長期優良住宅に認定されており、耐震等級も最高クラスの「3」を取得。省エネルギー性も高めて、住む人はもちろん、これからの時代に合わせた地球環境にも優しい家となっている。
室内は和モダンデザインの自然素材あふれる心地いい環境。リビングは斜め天井でアクセントを効かせ、特に夏季は寝転がって気持ちいい和室も設けた。洗って干して、ハンガー掛けがたっぷりできるサンルームとクローゼットなど、デザイン性と暮らしやすさをバランスよく取り入れている。
「住み始めてからメンテナンスに時間やお金をかけたくないとお考えの方は、この機会にぜひご覧ください」と同社では話している。
- 開催日時
- 8月3日(土)、4日(日)
- 午前10時〜午後5時
- 見学会場:予約申し込み時に伝える
- 見学会予約
- 問い合わせ:0120-940-722