妙高市の住宅で80代夫婦が死亡 夫は自殺、妻は他殺か

【追記】妙高警察署は2024年6月21日、亡くなった夫婦の死因について、夫の太田國夫さんは首をつったことによる窒息死、妻のサダ子さんは首を絞めたことによる窒息死と判明したと発表した。同署では國夫さんは自殺、サダ子さんは首を絞められて殺害されたとみており、サダ子さんを殺害した人物については捜査中。また遺体発見時、夫婦宅の玄関は施錠されていたという。


妙高警察署によると2024年6月19日午前9時半頃、新潟県妙高市小出雲2の住宅で、この家に住む80代の夫婦が亡くなっているのが見つかった。夫は首をつった状態で、妻は首にひものようなものが巻かれた状態だったといい、同署は自殺と他殺の両面から捜査している。

夫婦が遺体で見つかった住宅(2024年6月19日)

遺体で見つかったのは、いずれも無職の太田國夫さん(84)と、妻のサダ子さん(82)。同署によると夫婦は2人暮らしで、同日午前9時15分頃に夫婦宅を訪れたヘルパーから「応答がない」と連絡を受けた別居の次男が遺体を発見し、同9時32分に110番通報した。國夫さんは3階廊下でひものようなもので首をつった状態で、サダ子さんは2階の居室で首にひものようなものが巻かれ倒れた状態だったという。

同署が2人の死因などを捜査している。

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